東アフリカの国、タンザニア南西部の山地に住む農耕民、ニャキュウサの家です。一夫多妻で複数の妻はそれぞれ中庭を囲む別の家に住んでいます。家の外壁と屋根の骨組の材料はタケです。家作りにタケを利用するのは東アフリカでは比較的珍しいことです。
南アフリカ共和国の内陸部、標高900~1500mの高地に住むンデベレの家です。家屋は水性ペンキで描く色鮮やかな幾何学模様の壁絵で飾られます。壁絵は女性たちがフリーハンドで描きます。デザインに特別なルールはありませんが、身の回りのモノをモチーフに描かれています。
アフリカ大陸各地の文化を紹介する展示場のほか、レストラン、民芸品店、衣装の試着ブース、アフリカの楽器やゲームの体験コーナーも備えています。展示場では、おもにアフリカ大陸のサハラ砂漠より南に暮らす人びとの文化を、いくつかのテーマから紹介しています。
西アフリカの国、ブルキナファソ南部のサバンナ地帯に住む農耕民、カッセーナの家です。方形の家には男、ヒョウタン形の家には女が住むことがほとんどです。迷路のような屋敷地の内部には、穀物庫、作業場となる庭、呪術用の塚などが設けられています。