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野外展示

ゾーンⅡ/ティピ、ナバホ、トリンギット、ペルー

北アメリカ 平原インディアンのテント


北米大陸中央部の大平原にくらした平原インディアンの30ほどの先住民が利用していた移動式住居で、ティピと呼ばれます。美しい外観と機能性を兼ね備えたティピは、獲物を求めて移動を続ける生活には大変便利でしたが、生活様式の激変にともない、現在では住居として使われることはなくなりました。

北アメリカ ナバホの家


アメリカ合衆国南西部にくらすナバホは、トウモロコシやムギを栽培し、ヤギ、ヒツジを放牧しています。ピニオンマツの丸太と土で作られた多角形の伝統的な家屋は、ホーガンと呼ばれ、1つの出入り口と、2つの窓があります。現在でも病気の治療をおこなう建物として、さかんに使われています。

アラスカ トリンギットの家


アラスカ南東部の海岸地帯で、採集狩猟漁労をおこなっていたトリンギットの伝統的な家屋です。夏は家族ごとにキャンプ生活をし、冬には一族40人ほどが集まってこのような家に住みました。家の入り口や独立柱として建てられたトーテムポールには、一族に伝わる神話のエピソードや祖先とされる動物などが彫られています。

ペルー 大農園領主の家


16世紀末ごろから発達したアシエンダ(大農園)の領主の邸宅を復元。丘の上に中庭を囲んだ母屋があり、その左端にカトリックの礼拝堂が付属しています。前庭の手前には農場経営のための事務室と倉庫があります。部屋は、それぞれヨーロッパから輸入した豪華な家具で飾られ、スペイン人領主の支配力がうかがえます。

ペルー 大農園領主の家インフォメーション

  • ゾーンⅠ/石垣島、アイヌ、台湾
  • ゾーンⅡ/ティピ、ナバホ、トリンギット、ペルー
  • ゾーンⅢ/バリ島、トバ・バタック、ヤップ、サモア
  • ゾーンⅣ/ドイツ、フランス、イタリア
  • ゾーンⅤ/世界のテント村
  • ゾーンⅥ/ニャキュウサ、ンデベレ、アフリカンプラザ、カッセーナ
  • ゾーンⅦ/ネパール、インド、トルコ、タイ
  • ゾーンⅧ/韓国 農家、韓国 地主、山形