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みなさん、イランカラプテ! こんにちは!

現在行われている「北海道 アイヌの家」の修復工事についてのレポート第2弾をお届けします!

1月11日から続いていた工事も、いよいよ終盤に差し掛かっています。
前回ご報告した時は、骨組みを組んでいたところでしたが、そこから大きく模様替えされています。

アイヌの職人さんの手際良い作業はとても見応えがありますよ~☆☆☆

まずは、骨組みの屋根部分にカヤを葺いていきます。
その上に、梁となる木材を乗せていきます。
 


壁部分の茅葺きをする時は、カヤの束を等間隔に重ねて、紐で結んでいきます。

 
カヤの束は、葺く場所に応じて、大きさを調節します。
女性陣が、要望に合わせて手早く作業していましたよ♪

そして、前回の報告で修復中だった高倉や、男子便所女子便所は、きれいに生まれ変わっています☆☆☆
 

 
2月10日にアイヌの職人さんの手による修復工事が終了し、2月11日より公開を予定しております。
以後、電気設備工事や展示設営作業等を予定しておりますが、アイヌコタン内の家屋はご自由にご見学いただけます。

修復の様子は、現在は周遊路からご覧いただけるようになっています。
完成まであと少し♪修復作業が見られるのもあとわずかです。
この機会にぜひアイヌコタンを見にいらして下さいね。

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【北海道 アイヌの家 修復工事期間】
2016年12月28日(水)~2017年2月10日 
 ※天候により変更する場合があります。
 ※休工日〔2月の毎週水・木曜日〕
 ※工事の進捗により、一部立ち入りを制限いたします。ご了承下さい。
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みなさん、新年快楽!!(中国語で『あけましておめでとう』)
今年の春節は明日1月28日からです。
リトルワールドでも、野外家屋「台湾農家」にて、春節展示をしていますよ~☆☆☆

まずは、玄関に春節飾りの代表的な飾りの一つである「春聯(しゅんれん)」 が新しくなりました。

もちろん、すべて台湾から収集したものです♪
今年は正庁の赤、ゴールドをメインとしたきらびやかなものを選びました。

「倒福(福が逆さま)」→「到福(福が訪れる)」の意味を表す 「福」、「春」 も飾っています☆☆☆

 
現地台湾では、旧正月(春節)を盛大にお祝いします。そして、その飾りはとっても派手なんです。

リトルワールドの飾りも負けていません!
派手できらびやかな大きな提燈(龍と鳳)が目を引きます!
今年の干支であるの提燈が、華やかですよ☆☆
 

「正庁」という、道教の神様を祀る祭壇もお正月のお供え物で彩られます。
これできっと神様も喜んでくれるはず!!

 
ぜひ、 「台湾農家」で春節の雰囲気を体感して行ってくださいね☆☆

2月5日(日)まで展示していますので、ぜひめでた~い気分を楽しんでいって下さい♪♪
皆様のご来館をお待ちしております!!


みなさん、イランカラプテ! こんにちは!
館内でも雪が似合う家屋のひとつ、「北海道 アイヌの家」の修復工事についてのレポートをお届けします!

1月11日に、大きなトラック3台分に積まれた資材が北海道から無事に到着し、早速工事が始まっています。
 


 
まずは、家の基礎となる骨組みから組んで立ち上げていきます。
等間隔に立った柱が美しいですね。
 

 
そして、高倉の修復も行っています。
まずは、屋根部分をいったん取り外します。
 


 
そして、新しい屋根材(カヤ)を葺いていきます。
カヤ葺きの作業では、職人さんの匠の技が光ります☆☆☆
 


 
修復の様子は、現在は周遊路からご覧いただけるようになっています。
日に日に様子が変わっていくアイヌコタンを、ぜひぜひ見にいらして下さいね。

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【北海道 アイヌの家 修復工事期間】
 2016年12月28日(水)~ 2017年2月末頃
 ※天候により変更する場合があります。
 ※リトルワールド休館日〔12~2月の毎週水・木曜日、12/31(土)〕
 ※工事の進捗により、一部立ち入りを制限いたします。ご了承下さい。
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みなさん、イランカラプテ! こんにちは!

今日は、「北海道 アイヌの家」の母屋(ポロチセ)にて、『カムイノミ』とよばれる儀礼がおこなわれました。
明日から開始予定の修復工事に先立って、工事の安全を願って神様にお祈りを捧げる儀礼です。

そして、この儀礼のためだけに、北海道からアイヌ関係者の方々がお越し下さいました!
 
沙流郡平取町にある「萱野茂二風谷アイヌ資料館」館長の萱野志朗さん、知子さんご夫妻と、
修復工事を担当してくださるアイヌ職人棟梁の尾崎剛さん、直子さんご夫妻が、
アイヌの伝統衣装を身にまとい儀礼を執り行いました。
 


 
囲炉裏に火を入れ、火の神水の神家の神に祈りを捧げたあと、
修復予定の分家や、高倉などに供物を捧げて周ります。
 


 
儀礼の後には、北海道の材料を使った鮭汁とイナキビご飯が振舞われ、見学されたお客様も一緒にいただきました!

あたたかくてと~ってもおいしいお料理は、知子さんと直子さんが今朝から手作りでご用意いただいたもの!
皆さん、おいしそうに召し上がっていました♪
 

 
これで、明日からの修復工事も安全にしっかりと行うことが出来ますね☆☆☆
萱野さんご夫妻、尾崎さんご夫妻、本当にありがとうございます!
そして、儀礼に参加下さった皆様も、どうもありがとうございました!

修復工事が完了したあとには、竣工を祝う「チセノミ」という儀礼を行う予定です。
予定が決まり次第、ホームページなどでお知らせしますので、ぜひ楽しみにしていて下さい。

そして、本日お越し下さった尾崎さんをはじめとしたアイヌ職人の皆さんによる修復作業を
実際にご見学いただけるのは、1月13日頃からを予定しています。
めったに見られないアイヌの伝統技法をご覧いただけるチャンスです!
アイヌ家屋の修復もぜひぜひご見学にいらして下さいね!

「北海道 アイヌの家」修復については、こちらをご確認下さい。
 


みなさん、フレーリッヒェ ヴァイナハテン! こんにちは!

街中がクリスマス一色になっていましたね。
リトルワールドでも、クリスマスムードが高まってきていますよ♪♪

今日は、前回ご紹介したナシミエント展示に続いて、「ドイツ バイエルン州の村
のクリスマス展示の様子をお届けします☆☆☆

「ガストホフバイエルン」 2階の展示室の一角に、1本☆☆


「メルヘンバルト」 2階、玩具展示室に、1本☆☆


クリスマスツリーの発祥の地といわれるドイツでは、
ツリーにはライトやキャンドル、手作りした玩具や各家庭で受け継がれた
木製のオーナメントを飾られるそうです。
今回、「ガストホフバイエルン」、「メルヘンバルト」のツリーは
それぞれちがった飾りつけをしてみました。

また、ドイツのエルツ山脈地方では、古くからクリスマスツリーの代わりに
キャンドル・ピラミッド」を飾っていたそうですよ。
玩具展示室では、学芸員がドイツから収集した大きな「キャンドル・ピラミッド
も展示していますので、ぜひ見てみてくださいね♪
ほかにもクリスマスに関連した資料が多数展示されているので必見☆です!

そして本館1階 特別展「あそびの世界」みんなの広場にも1本☆☆


リトルワールドのドイツゾーンでも、クリスマスの雰囲気を楽しんでいって下さい♪