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みなさん、こんにちは!
本日、サマーワークショップ第1回「火おこし体験」を開催しました♪

まずは学芸員から火おこしについての説明を受けて、2人1組のチームで挑戦してみました。


今回使われたのは舞ぎり式火おこし器です。
火おこし器でまず火種を作ります。
簡単そうにみえますが、実は結構な力仕事!!

数分間同じ動作を繰り返し…
みんな一生懸命がんばりました。

火種ができたら、火が移りやすい麻にうつして、さらに外側をやわらかく揉んだ新聞紙で包みます。
火が移ったら、新聞紙ごとかまどに火を入れます。

最後に、みなさんがおこした火を使い、ペルーの土器でポップコーンを作りました。
仕上げに少しペルーの岩塩を振って、みんなで味見をしました。

暑さに負けず、がんばっておこした火を使ってつくったポップコーンは、
きっとおいしく感じられたのではないでしょうか。

ご参加下さったみなさん、いい思い出を作ることができましたね♪
どうもありがとうございました!

「火おこし体験」は後2回おこなわれますが、
すでに申し込み定員数に達しましたので、受付終了となっております。
もう一つのワークショップメニューの「ビーズワーク」は、午後の部を中心に空きがございます。ぜひご検討下さいね!
(申し込み状況は、ホームページのトピックスにてご確認いただけます)

さあ、夏休みもはじまって、いよいよ夏本番です!
リトルワールドでいっぱい夏の思い出を作りに来て下さいね~!

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サワーワークショップ 第2回 アフリカのビーズワーク
開催期日:8月9日(水)、8月16日(水)、8月23日(水)
時間:午前の部 10:30~11:30  午後の部14:30~15:30
場所:アフリカンプラザ
料金:500円
定員:各10名(先着順)
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みなさん、イランカラプテ! こんにちは!
3月11日より開催している特別展「Ainu~北の大地に生きる民」の見所紹介その⑦ をおとどけします☆

今回は現代をいきるアイヌ人についてご紹介します!!

今まで見所 ①~⑥ ではアイヌのかつての生活(衣、住、食)、信仰などの伝統文化について紹介してきましたが、
それらのすべてが過去のものとして失われたわけではありません。

現代を生きるアイヌ民族の人々は、自らの伝統文化・文化遺産を継承しています。
自分たちの文化に誇りをもち、社会に向けてさまざまな形で発信しています。
また、新たな伝統の創造をめざすために活動している方々が多くいらっしゃいます。

会場では、こうした方々による作品をご紹介しています。
 

 
写真左▲2013年経済産業省の「伝統手芸品」に指定されている二風谷イタ(平たい形状の盆)
写真右▲アイヌ独特の文様が美しく刻まれたタシロ(山刀)
 
 



 
写真左▲マキリとよばれる小刀の鞘や柄にも、アイヌ独特の文様が刻まれています。
写真右▲伝統の刺繍を施したり、アットゥシ織を使ったりなど、伝統と現代が融合した小物の作品群

どの作品からも、アイヌ人としての誇りや想いを感じ取ることができるはず!
同じコーナーでは、作家の皆さんをパネルでもご紹介しています。

同じ日本社会でともに生きるアイヌ民族の姿を知っていただけたら嬉しく思います。

さあ、この「Ainu~北の大地に生きる民」も、展示期間が残すところあと4日となりました。
ぜひこの機会に足を運んで、アイヌの文化を身近に感じてください。
皆さまのご入場を心よりお待ちしております!!

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特別展「Ainu~北の大地に生きる民」
期間:2017年3月11日(土)~6月25日(日)
会場:本館1階 展示室  入場料のみでご覧いただけます。
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みなさん、イランカラプテ! こんにちは!
3月11日より開催している特別展 「Ainu~北の大地に生きる民」 の見所紹介その⑥をおとどけします☆

今回はアイヌの信仰にについてご紹介します。

アイヌは、自然、動物、植物、道具など、人間をとりまくすべての事物に「魂」が宿っていると考えていました。
そのなかでも、とりわけ人間に多くの恵みをもたらしてくれたり、人間がかなわないような強大な力を持つものを、神(カムイ)として敬いました。


「神の霊送り」儀礼のなかもっとも人々に知られているのが、「イオマンテ」というクマの霊送り儀礼です。

クマは神の国から人間界に恵み(肉や毛皮)を届ける役割を果たすためにやってくる神と敬われています。
人々はその恩恵を受けたら、神の霊を神の国へ送り帰す儀礼を行います。
これが、「イオマンテ」です。

神への供え物(左写真)、丹念に彫刻を施した花矢(右写真)

 
イオマンテの最後には、「人間界にまた来てくれる」事を願って、イナウや花矢、串団子やサケ、おもちゃなどのおみやげをたくさんのおみやげを持たせて、クマ神を神の国に送り帰すのです。

展示場には、ほかにも「信仰」に関わる資料を多く展示しています。
ぜひ、会場に足を運び、アイヌ文化の芯を形づくる「信仰」や「精神世界」を感じてください。

さあ、会期も残り少なくなってきました。まだ見ていないという方はぜひお越し下さいね。
皆さまのご入場を心よりお待ちしております!

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特別展「Ainu~北の大地に生きる民」
期間:2017年3月11日(土)~6月25日(日)
会場:本館1階 展示室  入場料のみでご覧いただけます。
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みなさん、イランカラプテ!こんにちは!
3月11日より開催している特別展「Ainu~北の大地に生きる民」の見所紹介その⑤をおとどけします☆

今回はいつもと違って、ちょっと趣向を変えたプチ情報をご紹介します♪

展示会場では、アイヌの文化についてのトリビアやクイズもお楽しみいただけます。
そこに登場しているのは…、



ん?
どこかで見た顔…?!

 
 



ピン!ときた方はいらっしゃいますか?

そう!我らがDr.リトルです☆

特別展「ヘンテコ研究室」で登場し、昨年の「あそびの世界」展でも説明役として登場していましたが、
今回のAinu展でも、所々で顔を出していますよ♪


今回は、展示に合わせてアイヌ風の衣装にお色直しもしています☆
頭に着けているのは、『見所紹介③』でご紹介した男性用冠「サパンペ」です!

こまか~いところまで、ちゃんとコダワリを見せているDr.リトルが、一体どこに登場しているのか、
ぜひ会場で探してみて下さいね♪

それでは、次回の特別展の見所ご紹介を、お楽しみに♪♪

皆さまのご入場を心よりお待ちしております!

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特別展「Ainu~北の大地に生きる民」
期間:2017年3月11日(土)~6月25日(日)
会場:本館1階 展示室  入場料のみでご覧いただけます。
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みなさん、イランカラプテ!こんにちは!
3月11日より開催している特別展 「Ainu~北の大地に生きる民」 の見所紹介その④をおとどけします☆

今回は 「食」 についてご紹介します!!

アイヌの人々は自然から恵みを受け、四季を通してくらしに必要なものを入手してきました。

アイヌといえば、狩人としてのイメージをもつ方が多いかもしれませんが、
山菜や木の実などの森や山の恵みを得たり、補助的ではありますが作物を育てたりしていました。

狩猟では主にシカを獲っていたそうです。
今回の目玉資料の一つ「エゾジカ」の毛皮です。


展示の向かいにある体験コーナーでは、毛皮に触れることもできますよ。
ぜひぜひやさし~く触ってみてください!

触わり心地は…「ざらざら」?「ふわふわ」?どっちでしょう?

 
アイヌの人びとは、昔からヒエ、アワ、キビなどの穀物を栽培していました。
現在でも、アイヌの伝統的なメニューに用いられています。


 
アイヌの人びとは、北国の長い冬に備え食糧をうまく蓄えるために、
植物や動物、魚介類を乾燥させたり、燻製にして保存食にしていました。
その一部の標本も展示しています。


当時の食生活の様子については、ほかにもパネルや写真などでごらんいただけます。 
ぜひ会場に足を運んでいただき、自然とともに生きてきたアイヌ文化について探ってみてください!!

皆さまのご入場を心よりお待ちしております!
 
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特別展「Ainu~北の大地に生きる民」
期間:2017年3月11日(土)~6月25日(日)
会場:本館1階 展示室  入場料のみでご覧いただけます。
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