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スタッフブログ

みなさん、こんにちは!
今年も残すところあとわずかですね。
リトルワールドの野外家屋では、お正月の飾り付け展示を行いました♪

まずは、「沖縄県 石垣島の家」。
 

玄関には、注連縄(しめなわ)飾りを取り付けて、床の間と仏壇にも飾り付けをしました。

次は、「台湾 農家」。
 


台湾では旧正月を盛大にお祝いしますが、せっかくなので日本のお正月に合わせて飾りつけしています。
『正庁』と呼ばれる中央奥の部屋の、祖先や道教の神々へのお供え物が豪華になっています☆☆☆

そして、「山形県 月山山麓の家」。
 

床の間には正月花と大きな鏡餅が登場!
もちろん、神棚や仏壇にもお供え物を忘れずに。
山形の家の前には、立派な門松もありますよ!

この時期限定の展示、リトルワールドのお正月風景をぜひ見に来て下さいね♪


みなさん、こんにちは。
今年も残すところわずかですね。でも一年で最もウキウキ♪する時期かもしれませんね。   
リトルワールドの野外家屋でも毎年恒例のクリスマス展示がはじまっていますよ☆
今年も、博物館実習生とともに飾り付けを行いました。

★ペルー 大農園領主の家 ナシミエント
中庭(パティオ)にむかう通路の左側の部屋に、クリスマスの人形飾り「ナシミエント」。

中心におかれた「馬小屋」では、幼子イエスの生誕のシーンを、聖母マリア、東方の三博士人形と共に再現しています。
その馬小屋まわりには、人びとや、家畜や、動物の人形が、それぞれの表情もゆたかに
配置されています。ぜひじっくりとご覧くださいね。


 
★ドイツ バイエルン州の村 クリスマスツリー
ガストホフバイエルン2階・メルヘンバルト2階

クリスマスといえば、クリスマスツリー☆そして、クリスマスツリーの本場といえば、ドイツ!ガストホフバイエルン(レストランがある建物)の2階ダイニングに1本、メルヘンバルト(お土産屋がある建物)の2階、玩具展示室の一角に1本を展示しました!
どちらも、ドイツ製のツリーに、ドイツ製の飾りをあしらっています。
それぞれ飾りのテイストが違うので、ぜひチェックしてみてくださいね♪


みなさん、スラマットシアン! こんにちは!
11月12日~13日にかけて二日間、インドネシアバリ島貴族の家の飾り布を張り替えました。
年に一度の更新になりますが、今年は例年より少し遅めの更新となりました。

飾り布は毎年バリ島の工房に発注し、職人さんに作っていただいています。
年によってデザインや色の組み合わせも違います。
今年のカラーは黒と赤♪なかなかシックな色合いです☆☆

当日は、実習生の皆様がアシスタントとして作業に参加してくれました。
作業中に見学しにいらしていたお客さまが近くで写真を撮ったりしていました♪

まず、チャンディ・ブンタール(割れ門)や祭祀場に立っている石像の更新からです♪
石像の飾り布ははちまき腰巻ベルトのセットになっています。
腰巻のチェツク柄には「魔除け」の意味があります。みなさん知っていましたか?

次は家屋内の更新♪
軒下、柱、寝台、そして壁の順にきれいに一新されました。

更新された敷地内が一段と華やかになりました☆☆

ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました!

美しく更新されたバリ島貴族の家を、ぜひぜひ見にお越し下さいね。
皆様のご来館をお待ちしております!!!


みなさん、ロチャーニ!こんにちは!
8月9日(水)に、<サマーワークショップ>第2回目「アフリカのビーズワークに挑戦!」
アフリカンプラザ展示室にて開催されました♪

はじめは、ビーズについて学芸員が説明し、参加者のみなさんに
ビーズの材料としても使われているダチョウの卵の殻に実際に触ってもらいました。
みなさん、卵の大きさと殻の固さにびっくり!!

そして、ビーズワーク☆☆

今回は、南アフリカ(ンデベレ)、東アフリカ(マサイ)、コンゴ共和国(クバ)、カメルーン(バミレケ)、ナイジェリア(ヨルバ)、南スーダン(ディンカ)の6種類のアフリカ文様から、好きな1種類を会場で作り、もう1種類をおみやげにもって帰ってもらうスタイルをとりました。

まず、文様のパターンを選びます。みんなが結構難易度の高い文様に挑戦!!


いざ、作業スタート!! あれ?思っていたより穴が小さい、見えない…


みなさん、とっても真剣に、集中して頑張っていましたよ!

できあがった作品と一緒に、ハイチーズ♪

どれも素敵な仕上がりでした☆☆
みなさん、お疲れ様でした!

ビーズワークは引き続き募集しております!お申込の詳細はこちらをご覧ください。
みなさんのご参加をお待ちしています♪


みなさん、こんにちは!
8月1日~2日にかけて二日間、北米インディアンのテント“ ティピ ”を新しいものに建て直しました。
2008年以来、実に9年ぶりの更新になります。

新しいティピは現地の先住民(インディアン)の方々に発注し、ペインティングしていただいたものです。
当日は、組立作業を公開で行い、実習生の学生さんたちが作業に参加してくれました。

ここでは、見学できなかった方に少し作業の工程をお見せしますね!!


まず、古いティピの解体からです。
9年間ず~っと立っててくれました。お疲れ様でした!!

テント生地をはずし、骨組みを解体します。
意外と作業が速く進み、跡地がこんな感じにきれいになりました。
 

 
さて、いよいよこれから本番です。
まずは、テントのバランス、大きさを決める大事な作業♪
基礎になる三角の骨組みを中心に合わせて立てます。
 

三角を立てたら、その頂点の隙間を埋めるように順番にポールを足していきます。
一本のポールを立てるにしても、4、5人でも一苦労!結構重さがあります。

最後に、ポールのクロースしている部分をでしっかり結びます。
 



 
次は、骨組みの外側にテント生地を被せます。
生地の大きさに学生さんたちがびっくりしていました!!
12、3人でやっと広げることができました。
 

 
最後に、テント生地をしっかり固定して、ティピが完成しました♪♪

現地では、かつては手馴れた女性ならば一人で20分もあれば建てることができたというティピ。
展示しているティピは、それよりもサイズが大きいとはいえ、何人もの人手をかけようやく完成できました。
こうして建ててみると、現地の人々のすごさを感じることができますね。
 

二日間で2張を建て、骨組み展示のほうも更新しました。
ご参加いただいた学生のみなさん、どうもありがとうございました!
 


 
このエリアもぱっと明るくなりましたね☆☆☆ 
美しく生まれ変わったティピを、ぜひぜひ近くでご見学してください!!
皆様のご来館をお待ちしております。