みなさん、モゲシン(こんにちは)!
野外展示場に建つ「ミクロネシア ヤップ島の家」は、
母屋をはじめとして、いくつかの小屋によって構成されています。
家屋のそばにある大きな石貨(石のお金)も見所の1つですが、
その向かいに建つ「舟小屋」も、ぜひご覧いただきたいところ。
というのも、先日「舟小屋」の屋根を新しく葺き替えたからです♪
博物館実習生の皆さんと共に、古くなった屋根材を取り外し、
一旦骨組みだけの状態にしたあと、新しい屋根材を葺いていきました。
じつは、今回の屋根材は、特殊な加工を施された人工材を使用しています。
これは近年、太平洋の島々でも一部導入されているもので、雨風による影響を受けにくく、
当館のように長期間展示される場合にふさわしいものです。
ヤップ島の雰囲気を保ちつつ、できるだけ良い状態を維持できるよう、
今回あらたに挑戦してみました。
なんということでしょう!
きれいに葺きかえられた屋根材が日の光を受けたさまが、とてもいい感じです!!!
梅雨の晴れ間、青空に映えるヤップ島の舟小屋に、ぜひお立ち寄り下さいね。