TOP > スタッフブログ > 学芸 > 台湾のレンを貼り替えました!

最新の記事

スタッフブログ

みなさん、你好!
中国の旧正月(春節)が明日ということで、
今年も台湾より現地協力者のご助力で新しい春聯(シュンレン)を収集し、
台湾 農家」の「聯(レン)」を新しいものに貼り替えました!

レンとは、中国の春節には欠かせない新年の装いで、
吉祥(きっしょう)とおめでたい気分を表す絵やおめでたいことばを赤い紙に書き、
門や入り口に貼って新年を祝い、邪気を払うものです。
 

まずは、日焼けのため色が剥げてしまっていた去年のレンを剥がします。
一年間ずっと貼ってあったため、なかなかするりとは剥がれません。
水を含ませてこすり落とし、雑巾でふき取っていきます。

次に、貼る位置に水のりを刷毛で塗ります。
だまにならないよう、均一にのばしてならします。


去年のレンを剥がす


水のりを塗る

いよいよ新しいレンを貼ります。
左右のバランスを見ながら位置を合わせ貼ったら、
空気が入らないようにタオルで押さえます。

このようにして、入口、扉、軒下などのレンを貼り替えていきました。


新しいレンを貼る


キラキラな「倒春」も

お昼前には、無事に貼替作業が完了しました。
これで、当館の台湾 農家も春節を迎える支度が整いました♪
今年は一部でキラキラなレンが登場しています。
去年までは無かったバージョンで、最近の台湾での流行を反映しています。
めでたい気分もパワーアップ↑↑しそうですね!

良く晴れた青空に似合う美しいレンを見に、ぜひお立ち寄り下さい☆
そして、門の前で衣装撮影もオススメです♪
おめでたい気分を楽しめるとともに、きっと福が訪れることでしょう・・・!