ドイツ南部、バイエルン州のガルミッシュ・パルテンキルヘン周辺をモデルとして、のどかな美しい村の情景を復元したものです。村は聖ヨセフの泉を中心に、色鮮やかなフレスコ画の外壁をもつ2棟の民家があり、奥の小丘には礼拝堂が建っています。村の周りには、マイバウム、干草小屋、マリアの祠、家畜の水飲み場があります。
フランス東北部、ドイツとの国境を接するアルザス地方で、ムギ、トウモロコシなどの耕作、ウシの飼育のほか、ブドウ栽培もおこなっている農家です。広い中庭を囲むように母屋、納屋、小屋が建ちます。母屋は1582年に建てられました。白いしっくいの壁に柱や筋かいなどが浮き出す木骨構造(コロンバージュ)となっています。
イタリア半島南部、プーリア州アルベロベッロ郊外の農家をモデルに母屋、畜舎、貯水槽などを復元し、地中海性気候の風土の中、ウシを飼いながらオリーブなどの果樹を栽培する農家の雰囲気を再現しています。平たい石を積み上げたとんがり帽子のような屋根が特徴で、こうした屋根をいくつか持つ家屋をトゥルッリと呼びます。